2012年12月31日月曜日

【2012年のふりかえり】


東日本大震災で被害を受けた岩手県宮古市田老地区のお母さんたちが、
赤ちゃん用のハンモックスリング(抱っこひも)を編んでいます。

『たろうベビーハンモック』が発足して、今月でちょうど1年。
2012年で、アイディアが形になりました。



生まれ、つながっていく命のイメージから、
『たろうベビーハンモック』が生まれました。
デザインにぴったりの草木染めのオーガニックコットンも見つかりました。

田老の仮設住宅や公民館での講習会で、作り手さんが増えました。
作り手さん同士の交流の場が持たれ、技術もどんどん磨かれました。
初夏には販売できるようになりました。

田老では、ミニハンモックのワークショップが行われました。
盛岡や東京で、復興支援・アート・環境などのイベント出展ができました。
お届けされたベビーハンモックには、温かいコメントもいただきました。



『たろうベビーハンモック』を通し、つながるご縁がたくさんありました。
また、多くの方々のサポートを実感しました。

本当に本当に、ありがとうございます。


来年も、田老からのメッセージを届けていきます。
どうか見守ってください。



宮古は本州最東端なので、日の出が早く拝めます。
初日の出に、感謝や夢を託したいですね。

ではみなさま、よいお年をお迎えください。

(山本智子)

2012年10月30日火曜日

【田老訪問レポート】作り手さんとの交流~品質管理や現状把握のため~(2012年10月24,25日)


1024日と25日に、関東のプロジェクトメンバーが田老へ訪問してきました。
今回の主な目的は、「作り手さんたちの品質管理のための講習と、現状把握や情報共有」でした。

たろうベビーハンモックを発足しようと去年の年末に立ち上がってから、今回で7回目の訪問となりました。
「たろうベビーハンモック」は現在、岩手県宮古市田老地区の作り手さんと関東に住むプロジェクトメンバーと連結して、運営・販売を行っています。
4月から販売を開始し、その後田老地区の作り手さんには、田老の町に住む作り手さんと仮設住宅に住む作り手さんの中から1名ずつリーダーを立ててもらい、
作り手さんのリーダーと東京のメンバーとのやり取りを行っております。
しかし、実際に現地でお話していないと、お互いに運営の部分で確認しきれない所もあります。
ですから、今回の訪問も大変貴重な機会となりました。

2日間、今後の販売促進方法や、品質管理の手順や生産用の糸の管理方法など、田老地区の作り手さんたちから前向きな意見が飛び交いました。


私達の訪問日の週末に「田老グリーンピア三陸みやこ体育館」で『ふれあいフェスタ』が開催されました。
地域で活動する団体として、たろうベビーハンモックを紹介するため、
ハンモックってこんなにいいんだというのを伝えられる見せ方を作り手さん自身で検討していました。
作られていく工程を見せたり、プチ体験できたり、使い方を教えたり、それが販売に繋がれたいいなと。
何よりも人と触れ合えるブースにしていけたらいいという意志が伝わってきました。
その『ふれあいフェスタ』のレポートは後日お送りします。


今回の訪問の際に、宮古・山田・岩泉・田野畑エリアの被災地情報発信マガジン「こころ通信」の記者の方とお話する機会もありました。
震災後から取材と続けている方から田老の現状を詳しく伺うことが出来、私達東京に住むメンバーにとって、大変参考になりました。
「こころ通信」blog http://kokorotsushin.net/

また、作り手さんの一人には、『明日に向かって』という田老の広報誌を発行している「田老元気なまちづくりプロジェクト実行委員会」の方もいらっしゃいました。
今後、「たろうベビーハンモック」を田老の人の心を結びつける活動として紹介したい、とのお話をいただきました。
『明日に向かって』第4号 http://www.careintjp.org/file/20120326152153892.pdf

活動内容が広く伝わり、「たろうベビーハンモック」が、もっともっとベビーに届きますように。
長い文章ご一読ありがとうございます。

訪問レポート:山本忠道、伊藤万菜美




2012年9月18日火曜日

【イベント出展レポート】岩手県盛岡市『第5回復興バザー』(9月16日)

9月16日(日)、岩手県盛岡市の『第5回復興バザー』に出店しました。
7月の『第4回復興バザー』に次ぐ、盛岡での2回目のイベント参加です。

10時のオープンから、たくさんの方が来場していました。
「たろうベビーハンモック」を手に取り
これまでの活動について質問してくださる方が多くいらっしゃいました。



宮古出身のお母さんは、娘さんを連れて来てくださいました。
ハンモックを握って、彼女なりの「いい顔(目をぎゅっとつぶる)」をしてくれました。




また、ある女の子は、ベビーハンモックを気に入ってくれた様子。
ハンモックブランコで遊び、かばんにして持ってみると
「ママ、これほしい~」とおねだりしていました。
かばんモデルも快く引き受けてくれました。





また、以前「たろうベビーハンモック」を購入してくださったご家族が
「MY たろうベビーハンモック」を持って、バザーに来てくださいました。




どのように使ってくださっているのか、直接お話を伺えました。
そして、リングの結び方やベビーの乗せ方の確認とアドバイスができました。


やり取りをしているうちに、会場に来てくださったその親子のベビーハンモックは、
同会場にいた田老のお母さんが編んだものだと分かりました。
「○○さんの編んでくれたハンモックなんです」と話してくれたのです。

「たろうベビーハンモック」のひとつひとつには
編んでくれたお母さんからのメッセージカードが添えられています。
購入してくださったご夫婦は、メッセージカードを家に飾っておられるとのことでした。

田老のお母さん、娘さんとママ、スタッフ。
みんなが感動で身震いし、その後、涙があふれてきました。

「ほら、○○さん(編んでくれたお母さん)だよ」とベビーに教えるママの姿に
スタッフはまた心を打たれました。

時間をかけて編まれ、愛を注いで使われるベビーハンモック。
たくさんの想いが込められています。


 

いつもは妹さんのスリング専用だったそうですが、
会場ではお姉ちゃんに初ブランコ体験してもらいました。
はじめは恐る恐るでしたが、座った途端に笑顔になりました。
高く持ち上げた体勢のまま、会場を散歩しました。


今回のイベントで、活動の意義を改めて確認できました。
もっと多くの方に「たろうベビーハンモック」を知ってもらい、
感動を広めていきたいと強く思いました。
ずっと続けていきたいです。


『第6回復興バザー』は10月の開催予定です。

(山本智子)








2012年8月6日月曜日

【イベント出展レポート】銀座『Think Again 岩手三陸』(8月4日、5日)

8/4(土)5(日)、銀座TSビルで『ThinkAgain岩手三陸』が行われました。
大槌、釜石、田老、山田、陸前高田などの三陸地域や
ふんばろう東日本」の支援商品の物販がありました。









田老ブースは、『たろうベビーハンモック』と『ゆいとり』の2団体。
『ゆいとり』では、がまぐち財布の「ゆいっこぞうり」を作っています。



うれしいことに、今回もたくさんの方に試していただくことができました。
ハンモックブランコにご満悦の、来年小学一年生の彼。



ブランコデビューの2才くん。





そして、直接手にとって購入を決めてくださるお客様がいらっしゃいました。

お友だちにお孫さんが生まれるので、プレゼントをしたいとのこと。
思い切って奮発していただきました。
どうか喜んで使ってくださいますように。

 

そして、今回の復興イベントで再会したお友だちに、
出産祝いのサプライズプレゼント。
その場で購入され、プレゼントし、すぐに使っていただきました。





ご自分のベビーハンモックでいろいろな抱き方を試していただくことができました。
そしてママは、ベビーカーではなくベビーハンモックで帰っていかれました。





送る側の笑顔、もらう側の笑顔、赤ちゃんの笑顔、スタッフの笑顔。
ベビーハンモックを介した一連の流れに、とても感動しました。


うれしいコメントもいただきました。
「こんな抱き方もできるんですよ」
「ブランコあそびもできるんですよ」
「かばんにもなるんですよ」
という説明に、「7変化ですね~」と関心されるお母さまがいらっしゃいました。
長く使える商品であることをもっとアピールしていきたいです。

このイベントを通して、他の地域の方々もがんばっていることがわかりました。
「たろうベビーハンモック」も、みなさんと手を取って前に歩んでいきます。

(山本智子)

おまけ

岩手のキャラクター、わんこそばの「そばっち」と
陸前高田の「ゆめちゃん」が来てくれました。




2012年8月1日水曜日

【イベント出展レポート】品川大井町『品川大井町アートマルシェ』(7月29日)

品川大井町アートマルシェ7月29日
@大井町 阪急百貨店大井食品館

7月29日(日) に『品川大井町アートマルシェ』に出展しました。
品川大井町駅前の阪急百貨店大井食品館の軒下イベントスペースに、
アーティストさんが集まりました。
この『品川大井町アートマルシェ』は、身近な所にアートを散りばめ、
気軽にアートに親しめるようにしたい、アーティストの創作や活動の場をつくろうという
アートプロジェクトの一環です。
今後も継続して開催していくようです。

(イベント案内ページ)
http://www.iichi.com/people/J1048859/schedule/4ff9632acd8c5




「たろうベビーハンモック」のブースは、
一番みなさんの目のつくデパートの正面入口前に設置させていただきました。

お母さま方がたくさんベビーハンモックを手にとって、体験していかれました。
躊躇することなく「試していいですか!?」と積極的なお母さまが多かったです。
多くの生の声をうかがう中で、お子さまやお母さまそれぞれに
好みや個性があることがよくわかりました。
伺ったコメントは、今後の商品開発の参考にさせていただきます。

「たろうベビーハンモック」のイベント出展は3回目なのですが、
直売をするのは今回が初めてでした。
初めてお買い求めくださるお客様に、思わずスタッフから拍手が起こりました。
記念の一枚をパチリと撮らせていただきました。
うれしいことに、その後もご購入してくださる方がいらっしゃいました。



軒下の木陰で風に吹かれるチェアーハンモックの体験コーナー。
子どもたちがたくさん駆け寄ってきました。
乗ったとたんに、とろけてしまうくらい脱力しているお子さまもいらっしゃいました。

また、糸に親しむコーナー「きって、はって、何つくる?」では、
段ボールとハンモックの糸を使ったブレスレットを作りました。
好きな色の糸を選んで、思い思いのブレスレットができていました。

田老の職人さんや三陸の現状について耳を傾けてくださる方、
そして、これからの社会のあり方を語っていかれる方が多くおられました。
震災から1年以上たった今も、
こうして東北を応援したいと思ってくれるみなさまがたくさんいます。
そのことを、とてもとてもうれしく思いました。
田老の職人さんたちに、今日のマルシェの光景を見てもらいたかったです。

夏のお天気の日曜日に、たくさんの笑顔に触れ
スタッフ一同しあわせいっぱいでした。

(山本智子)


2012年7月17日火曜日

【イベント案内】品川大井町アートマルシェ7月29日@大井食品館・軒下イベントスペース

7月29日(日) 13:00~18:00
大井食品館・軒下イベントスペースに出店します。
http://www.iichi.com/people/J1048859/schedule/4ff9632acd8c5

「品川大井町アートマルシェ」は、身近な所にアートを散りばめ、気軽にアートに親しめるようにしたい、アーティストの創作や活動の場をつくろうというアートプロジェクトの一環です。

当日は「たろうベビーハンモック」のお試し体験はもちろんのこと、
田老のお子さんにも楽しんでもらえた糸に親しむコーナー「きって、はって、何つくる?」や、イス型ハンモックを体験できるスペースも用意しております。

田老の方々は、前向きにハンモックを編み続けています。
ぜひお手に取り、ぬくもりを感じていただけたら嬉しいです。
生まれたばかりのお子さんを持つお母様や
まもなく生まれるお母様へのプレゼントにお勧めです。

会場にお越しいただき、体験していただいたみなさまと
「たろうベビーハンモック」の商品が持つ魅力を一緒に広めていければ幸いです。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

なお、このイベント出店はハンモックプロデューサー山本忠道の繋がりでイベント主催者からお誘いいただきました。


2012年7月16日月曜日

【イベント出展レポート】岩手県盛岡市『第4回復興バザー』(7月8日)

7月8日(日)に岩手県盛岡市で『第4回復興バザー』が行われました。
「たろうベビーハンモック」も出展させていただきました。
いきさつは、田老のハンモック職人さんから直接届いた
「もっとたろうベビーハンモックを宣伝したい」という声でした。
イベント情報をいただいてから、バタバタと出展準備をしました。

田老の仮設住宅からイベント会場の盛岡までは片道3時間。
職人さんは盛岡まで行けず、東京のレギュラースタッフも予定が合いません。
そこで、盛岡在住の応援スタッフさんにブース出展の対応をお願いしました。 
スタッフさんから届けられた様子を報告します。

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『第4回 復興バザー』
バザーを通して被災地を応援しよう!!
http://www.aiina.jp/npo/sche/sche03r_1210.php?ViewY=2012&ViewM=07&ID=27
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会場となるアイーナ4Fに、30店舗くらい出展していました。
沿岸被災地以外の一般バザーの出展も含まれており、
10時開店と同時に、50人くらいのお客さんが入場して、
午前中は、それなりに賑わいを見せてくれました。
午後は、落ち着いた感じでした。

「たろうベビーハンモック」は、写真の通りにコーナーを設けて頂きました。
興味を示して頂いた方も何名かいらっしゃいました。

余談ですが、お隣はおまんじゅうや焼き豚などの売り場でした。
こちらの商品は完売でした!

横のつながりもできましたし、新しい地でのイベント経験は貴重でした。
このイベントは今後も継続して開催されるようです。
次回の出展も考えています。

【次回『復興バザー』開催予定】
平成24年9月16日(日)10:00~15:00
平成24年10月21日(日)10:00~15:00

急な出店に対応していただいた「たろちゃんハウス」の方、ハンモック職人さん、
イベント事務局の方、盛岡のスタッフさんに感謝です。

山本智子

2012年7月2日月曜日

【イベント開催レポート】田老『ベビーハンモックと触れあおう』(6月23日、24日)

たろうベビーハンモック職人(田老のお母様方)の生産も安定し、
被災を免れた田老地区の方と仮設の方とのコミュニケーションが継続的になり、
復興に向けて前向きに一歩ずつ進みつつあります。

以前、「体験用に作ったハンモックを吊り下げて
子どもたちを遊ばせるところがない」というお声を
お母様方からいただきました。

仮設住宅のあるグリーンピア内のレンタルログハウスにて
前回滞在時にハンモックを吊るしてみたところ、
柱がかなり頑丈なことがわかりました。
  

そこで、東京のミーティングで
今回のワークショップの開催内容が決定しました。
日程は6月23日(土)24日(日)の2日間。
職人さんたちの作ったハンモックをお披露目し、
子どもたちがハンモックで遊べるイベントです。


チラシを作り、田老で活動を応援していただいている方へ郵送
現地の掲示板に貼ったり、
直接保育所などにお声掛けもして下さいました。

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「ハンモックブランコ」 

レンタルログハウスにいろんなカラーのハンモックが12個ほど並んで
どれも綺麗でした。
その中から子どもは気に入った色を選んだり、
細かく綺麗に作られているものを選んだりして、
ブランコして遊んでいました。
ハンモックとハンモックをくっつけて、
連動させて遊んでいる子もいました。


笑い声が揺れとともに膨れ上がって、
ログハウスの中が、急に遊園地のような雰囲気に変わりました。
(担当 山本忠道)

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「ハンモックストレッチ」 

手作業の編み込み作業でお疲れのからだを、
ヨーガ講師でもある私が提案している「ハンモックヨガ」で
のびのびと身体を解すことを体験していただきました。

身体がすっぽり入る大きいハンモックを東京から持参し、
ハンモックに乗りながら身体を動かしたり、
身体にかけて肩周りや足をゆっくり解していただきました。

『伸びるねぇ〜』のお声が嬉しく、
普段の運動に取り入れたいとのお声もあがりました。

『楽しく動かせるから気持ちが前向きになるわね』という感想をいただき、ハンモックの利便性も高く認識していただいたように思いました。

今後も職人さんたちの疲れたからだを楽しく動かす時間を作っていきたいと思います。
(担当 伊藤万菜美)






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「きって、はって、何つくる?」 

カラフルなハンモックの残糸を使って、
グリーンの大きな布で見立てた『田老の森』をカラフルに作りあげていく
長期的なワークショップの初回をおこないました。


森に放ちたい動物や植物、星やハートなどの型を子ども達が描き、
その型で切り取った布に細かく刻んで色分けされた糸を
思い思いに砂絵のように貼ってもらいました。


ふたつ作って、ひとつは『田老の森』の好きなところへ、
ひとつはペンダントやキーホルダーにして持って帰ってもらいました。


2日間とも来て『楽しい!』とたっくさん作ってくれた子、
『おかあさんにあげるんだぁ』と嬉しそうに持ち帰ってくれた子。
みんなの笑顔が印象に残りました。


またみんなの『田老の森』は、少しずつにぎやかになって息づき始めました。
今後変化していく『田老の森』をみなさんにお見せできたらと思います。
(担当 木村真理子)

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「イベント全体について」

お知らせが遅くなったのと、他のイベントと重なったこともあり、
参加できた子どもが少なかったのですが、3回も遊びにきてくれる子もいました。
印象的な言葉を女の子からもらいました。

女の子「いつまでこれやるの?」
スタッフ「明日までだよ」
女の子「次はいつやるの?来週?」
スタッフ「う〜ん(返事に困る)」

職人さんは子どもたちが遊ぶ横でハンモックを作っています。
子どもの中には楽しかったのか「僕も作りたい!」
と大きな声を張り上げている子もいました。

職人の中には、「大きいハンモック作りたい!」と
元気に言って下さった方もいます。

これから益々、前向きに動きがありそうです。

たろうベビーハンモック スタッフ一同



2012年6月16日土曜日

商品用たろうベビーハンモック制作スタート!

商品用たろうベビーハンモック制作スタート!





 前回滞在時、ベビーハンモック職人は3名でした。
 一ヶ月後訪れた今回は、なんと9名まで増えました!

 驚いたことに、優秀な方が上手くできない方に一生懸命教えていたそうです。
夜中の12時まで特訓していたこともあったようです。

何より、みんなで一緒に集まってコミュニケーションをとり、手を動かすことがとても楽しいと仰っていただきました。

 山間にある仮設住宅グリーンピアの2か所でハンモック作りの指導をしました。
 今回の滞在期間(5月29~6月1日)の間も、 町にあるコミュニティーセンターと山にあるグリーンピアを行ったり来たりするのかなーと思っていたら、
3日目から田老地区の方がグリーンピアへ足を運んで下さいました。

前々回滞在の時に参加した方が凍った道路で転んで足を骨折し、入院中もハンモック作りたいと呟いていたようで、その方と再会できたことも非常に印象的でした。

商品用ハンモック完成後、 使っていただける方へメッセージを書いてもらいました。
 その中の一つを紹介します。

 お母さん、ベビーちゃんへ 

『世界中、日本中の皆さんが励ましてくれてありがとうございます。おかげ様でこのハンモックに元気をもらって楽しく作りましたので、使ってくれるベビーちゃんスクスク育って下さい。』

この想いが届くように皆さまの応援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

次回6月23.24日に、グリーンピア三陸宮古内の『焼肉ハウス』にてイベントを開催します。


山本 忠道

2012年5月22日火曜日

【販売価格と注文方法】

ベビーハンモック原糸の価格調整により、販売価格の確定に時間がかかり、
お問い合わせの方々には大変長い間お待たせしました。
販売価格が決まりましたので、お知らせします。

たろうベビーハンモック 販売価格 15,750円(消費税込み)

販売代金の半額以上は生産者田老の方々をはじめ、被災地に直接お届けします。
ご注文方法についてHP内でのShopページは準備中です。
この商品は予約販売になっております。
ご注文ご希望の方は、下記アドレスまでお名前とご連絡先を明記の上、お申し込みください。
商品は受注生産となり、仕上がり次第の発送となりますので、
お届けまでにお時間をいただきますことを、ご了承ください。
尚、6月上旬の生産開始より50個までは7月下旬までのお届けが可能です。
みなさまの温かいご支援により、第1次販売を開始することが出来ました。
只今、みなさまへたろうベビーハンモックをお届けする為、
岩手県田老地区の方々が丁寧に手編みで仕上げております。
今暫く、商品お届けまでにお時間をいただきますことを、ご了承ください。
みなさまからのご連絡をお待ちしております^^

たろうベビーハンモックwww.tarobabyhammock.com
お問い合わせたろうベビーハンモック予約担当:伊藤万菜美 
tarobabyhammock@gmail.com