東日本大震災で被害を受けた岩手県宮古市田老地区のお母さんたちが、
赤ちゃん用のハンモックスリング(抱っこひも)を編んでいます。
『たろうベビーハンモック』が発足して、今月でちょうど1年。
2012年で、アイディアが形になりました。
生まれ、つながっていく命のイメージから、
『たろうベビーハンモック』が生まれました。
デザインにぴったりの草木染めのオーガニックコットンも見つかりました。
田老の仮設住宅や公民館での講習会で、作り手さんが増えました。
作り手さん同士の交流の場が持たれ、技術もどんどん磨かれました。
初夏には販売できるようになりました。
田老では、ミニハンモックのワークショップが行われました。
盛岡や東京で、復興支援・アート・環境などのイベント出展ができました。
お届けされたベビーハンモックには、温かいコメントもいただきました。
『たろうベビーハンモック』を通し、つながるご縁がたくさんありました。
また、多くの方々のサポートを実感しました。
本当に本当に、ありがとうございます。
来年も、田老からのメッセージを届けていきます。
どうか見守ってください。
宮古は本州最東端なので、日の出が早く拝めます。
初日の出に、感謝や夢を託したいですね。
ではみなさま、よいお年をお迎えください。
(山本智子)